日本文化私の最新講義<br> 江戸絵画の非常識―近世絵画の定説をくつがえす

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日本文化私の最新講義
江戸絵画の非常識―近世絵画の定説をくつがえす

  • 安村 敏信【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 敬文舎(2013/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784906822614
  • NDC分類 721.025
  • Cコード C1370

内容説明

江戸絵画の「常識」となっている13の事柄を、「本当か?」と疑い、綿密な考証をほどこして検討、定説をくつがえしていく。また、19世紀の京・大坂で活躍した画家70人の事績を、年表とともに紹介する。

目次

俵屋宗達の『風神雷神図屏風』は、晩年に描かれた傑作である。
光琳は宗達を乗り越えようとして、琳派を大成した。
江戸狩野派は粉本主義によって疲弊し、探幽・常信以降は見るべきものがない。
応挙が出て京都画壇は一変した。
長崎に渡来した沈南蘋は、三都に強い影響を与えた。
秋田蘭画は秋田で描かれた。
封建社会の江戸では、閨秀画家の活躍の場は少なかった。
上方で大成した南画は、谷文晁によって江戸に広められた。
浮世絵は江戸庶民の芸術であり、浮世絵師になったのも庶民である。
浮世絵はのちに錦絵といわれるように、版画が主流である。
奇想派があった。
東京芝・増上寺の『五百羅漢図』一〇〇幅は、狩野一信によって描かれた。
油画は明治になってから描かれた
将来の美術史へ向けての基礎的事実

著者等紹介

安村敏信[ヤスムラトシノブ]
1953年、富山県生まれ。東北大学大学院修士課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務。同館館長。江戸狩野派の研究と作品の発掘に携わり、「江戸狩野派の変貌」「宋紫石とその時代」「我ら明清親衛隊」など、江戸絵画の魅力を伝えるユニークな展覧会を数多く企画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umeko

6
興味深く読んだ。「非常識」とうよりも、まだまだ研究の余地が残されているのだと感じた。2014/03/06

ウォーカージョン

3
そういう常識があったんだと。勉強になりました。名鑑でもある。2023/09/07

Ayako H

3
光琳は宗逹を越えようとしたのか、江戸時代の女性作家は、浮世絵は、奇想派は、などに興味があって読みました。残された作品、数少ない文献から作家や作品の背景を読み解くっておもしろい!まだまだいろんな説が出てくるんだろうな、と思いながら楽しく読みました。2013/06/05

うみ

1
江戸絵画に全然まったく詳しくないから,何が常識で何が非常識なのかわかんないんだけども,おもしろく読んだ。板橋区立美術館,いっぺんしか行ったことないけど,いつも展覧会はおもしろそうなんだよなぁ。2013/12/07

Wataru Hoshii

1
先日、板橋区立美術館館長を退任された安村先生の最新刊。日本美術史という学問自体、たかだか150年足らずの歴史しかなく、ましてや江戸絵画史などまだまだ探求の途上にある(言ってみれば、研究の余地がたくさん残されている)ということを感じた。これまであまり注目されてこなかったが、興味深い作品を残している絵師がたくさん紹介されており、江戸絵画を見に行くのがますます楽しくなった。僕個人は京都御所障壁画の番組を作ったときに19世紀京都画壇の奥深さを知ったのだが、あそこにも宝の山があったのだ。2013/06/02

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