内容説明
組織や職場の現場で生じるさまざまなトピックについて、科学的な行動観察の視点と社会心理学の実証研究から明らかとなった知見を紹介。人間行動への深い理解と、よりよい組織や職場の構築に向けて。
目次
1 行動観察という手法(行動をシステマティックに観察することのメリット;信頼性の高い行動観察に向けて)
2 個人と集団・組織・社会(人間行動に及ぼす他者存在の影響に注目することの大切さ;個人が社会変動に与える影響 ほか)
3 人間の判断と意思決定(直感とヒューリスティック;意思決定をめぐるバイアス ほか)
4 チームワークと組織規範(やる気の高い組織や集団を作る;チームワーク ほか)
5 コミュニケーションと会議(コミュニケーションとは;説得的コミュニケーション ほか)
著者等紹介
山口裕幸[ヤマグチヒロユキ]
1991年、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。1997年、博士(教育心理学)。現在、九州大学大学院人間環境学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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