内容説明
話し方一つでここまで変わる!日本語ブームの今だからこそ身につけたい言霊の力。元アナウンサーが明かす“話道の奥義”実践の書。
目次
話道
日本語ブーム
標準語
日本語の特性
美しい日本語
敬語
気になる言葉
発声・発音練習
話し方五大原則
理想的な話し方心得
一分スピーチ
電話の応対
面接試験
お知らせアナウンス
朗読・朗誦
司会
講演の仕方
著者等紹介
岩元克雄[イワモトカツオ]
昭和19年7月鹿児島市出身。昭和43年3月明治大学文学部日本文学科卒業。昭和43年4月アナウンサーとして熊本放送入社。以後、報道記者・デスク、東京支社報道部、ラジオニュースキャスターなどを経て平成12年4月ラジオ局次長兼編成制作部長。平成15年6月総合カルチャーセンターRKK学苑代表取締役社長・学苑長。平成17年6月同任期半ばで感ずるところあり退任。平成18年2月「はなしみち研究会」設立。平成18年4月尚絅大学(熊本市)文化言語学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みこと
6
昔からある日本語が美しく素晴らしいのはわかるし賛同するけれどそのあまり現代の若者言葉を否定しすぎるきらいも感じた。言いたいことはわかるけど…。ただ日本語の美しさ、大切さはとても強く感じたし、古典と言われる物語を読みたくもなった。改めて日本語の素晴らしさを思う。 人に伝わる話の仕方についても丁寧に書かれていてスピーチマニュアルとしても使えそう。巻末の発声・発音練習用のテキストもコピーして持ち歩きたい。2019/05/15
とし
4
元アナウンサーの著者が、・美しい日本語を話す・相手を思いやった話し方をする・ハッキリ大きな声で話すなどの心意気を「話道」と名付け、その精神を語る。特に敬語の誤った使い方、の章が具体例が豊富で著者の熱を感じる。実践的な例はボヤッとしていて、「明るい声を出す」といった感じなのが残念ではある。2015/11/13