高橋崇 序 1 律令官人の経済生活についての先行研究は、実のところ、きわめてとぼしかったといわざるをえない。律令官人の経済に関しては、収入は令に定められてはいるが、支出についてはそれを知ることが可能な史料は皆無に近い状態である。だが、収入 ...

... 給であったこともまた事実である。従来の季禄に ( 6 )以下、「在京職事官 334 ( 5 )他に高橋崇『律令官人給与制の研究』(吉川弘文館、昭和四十五年)も令外の給与の一として馬料にふれている(四六頁)が、その制の梗概を述べるにとどまる。( 4 )例えば ...

... 律令時代の交易」(『律令国家と古代の社会』岩波書店、一九八三年)。( 2 )関根真隆『奈良朝倉生活の研究 ... 官人制論』(雄山閣出版、一九七五年)参照。未選は造東大寺司 ... 給与制の研究』(吉川弘文館、一九七〇年)は、京官の五位以上から資人の数を約四〇 ...

... 官有物を私有に帰す行為を戒めたものである。( 5 )右同書、一五二頁。( 4 )阿部猛『律令国家解体過程の研究』一四九一一五〇頁参照。( 3 )右同書、三〇一一三〇二頁。( 2 )高橋崇『律令官人給与制の研究』十頁。( 1 )村井康彦前掲書一二〇頁以下。〔注〕 ...

... 官人制の再編によって位階よりも官職が重視されるようになったことが、『職原抄 ... 給与制の研究』(吉川弘文館、一九七〇年)、喜田新六『令制下における君臣上下の ... 律令官僚制研究の視角.

... 律令官人制の研究』高橋崇氏『律令官人給与制の研究』喜田新六氏『令制下における君臣上下の秩序について』渡辺直彦氏『日本古代官位制度の基礎的研究』・野村忠夫氏『官人制論』等が続々と送り出されたのである。またこの間の研究動向については、野村氏 ...

山下信一郎 SE 6 In 薗田香融「書評高橋崇著『律令官人給与制の研究』」(『史学雑誌』第八二編第二号、一九七三年)。( 1 )註( 11 )前掲高橋書。( 15 )註( 1 )前掲早川論文。( 114 )註( 9 )前掲石母田書。 1111 ( 1 )目崎徳衛「平城朝の政治史的考察 ...

... 給与制の研究』(吉川弘文館、一九七〇年)野村忠夫『官人制論』(雄山閣、一九七五年) 2 熊谷公男「天武政権の律令官人化政策」(関晃先生還暦記念会編『日本古代史研究』吉川弘文館、一九七七年) 1 野村忠夫「律令位階体系をめぐる ... 律令官人制研究の一視点.

Robert Borgen. 喜代教育史の研究 tion ) . Fumaidō , 1953 . Takahashi Takashi 高橋粜律令官人給与制の研究( A study of the history of T'ang educa- Ritsuryō kanjin kyūyosei no kenkyū ( A study of the salary system of ritsuryo bureaucrats ) ...