「イメージ」と「想像力」をめぐる豊饒なる考察―幾多の思想家に刺激を与え続けてきた重要著作を、第一級の研究者が渾身の新訳!

... 想像力の問題:想像力の現象学的心理学 Jean - Paul Sartre 人文書院 1975 B @ 2175 創作的準備「創造 possibile esse 覚書創造と終末:コーラン的世界観の構造茅盾生活書店民国 25 C @ 1115 柏木英彦不明 1966 B @ 3591 牧野信也新泉社 1972 B @ 4323 ...

本書は処女作『想像力』で扱った問題を、さらに発展的に論じたものであり、一九三八年に発表された小説『収吐』やサルトルの ... 現象学的心理学一九三九年『情緒論素描』 Esquisse dune théorie des émo tions , Hermann & Cie .情緒とは、心的生活を外部 ...

... 想像する意識の特徴は、. イマージュの研究に関して、従来の哲学者や心理学者がおちいっていた誤謬の一つは、「イマージュは意識のなかにある」という考えであった。しかし現象学的にいえば、イマージュはすでにそれ自身が一つの意識である。何ものかの ...

... フッサール哲学の研究のためにベルリンのフランス学院に向かった。ベルリンでの研究の成果として、『想像力( 1936 )』、『自我(エゴ)の超越―現象学的一記述の素描( 1937 )』、『情緒論素描( 1939 )』、『想像力の問題―想像力の現象学的心理学( 1940 ) ...

... 問題の二つの意味は、原著では「想像力の述語的成分と副詞的成分」( p.92- 93 )といわれている。( 2 )サルトルは L'Imaginaire (像的なもの) , 1940 (『想像力の問題』)を「想像力の現象学的心理学」(副題)として提出した。 Imaginaire の基本的語義は ...

... 現象学的方法の一層の徹底化によるサルトル理論の評価と修正である。そこで私は、一部、くり返しのようになるが、メルロ=ポンティを援用しながら、フッサールの現象学の今日的意味をこの問題に借りて解説しておきたい。は対象物を非存在(空無)として措定 ...

... 的対象を前に置いて知覚する時は、対象物は入り組んだ諸関係の中にあり、それは ... 現象学』の中でサルトルの二つの論文を要約しているが、その現象学的思考法以上が ... 問題に借りて解説しておきたい。の世界を構成することであるから。芸術的想像の一切 ...

... 想像力』一九三六年:「─デカルトからフッサールまで―」平井啓之訳、人文書院、昭和三二年・一九五七年)「想像的意識はその対象を『無』( néant )として設定する。」(「想像的なもの―想像力の現象学的心理学―」一九四〇年:「想像力の問題 ... 想像力とは、意識 ...

三四年には『想像力(イマジナシオン)』という序論的な書物をじめて、実在する世界 ... 現象(現前)であるのに対して、「像」は「不在なるもの」の意識への現象(現前) ... 学的心理学』(邦訳名『想像力の問題』、一九四〇年)を書き、その執筆のために、友人に ...