... 就てまで詩を離れて道を求めさせるので近代詩といふことであればその淵源が日本でもポオ、或はボオドレエルにあるといふことになり兼ねない。併し一国の詩の淵源がその国語で作られた詩の伝統にあるのは言ふまでもないことで近代詩といふこれもそれだけを ...

... 近代詩に就て近代詩の理論に従つて、或は、近代詩に就ても言へることなので、詩が言葉の世界で自立するといふのはさういふことに他ならない。この時、我々は言葉といふことに人間の存在を含めることも出来る。又さうすれば、言葉を求めて苦むのは人間を ...

... 近代詩に就て』に収められたうちの前の三篇と後の二篇、『ヴァレリイ』論と『ボオドレエル』論のあいだあたりで、つまり一九四五年を境目にして、ある微妙な変化が起こっている。そして『近代詩に就て』と内容的に ... 就て語りたいのである。ボオドレエルの詩.

... 近代詩であると見て差し支へない。そしてそれは、イエイツが言葉の使ひ方に熟達したといふことだけではない。何故なら ... 就て近代詩の理論に従つて、或は、近代詩に就ても言へることなので、詩が言葉の世界で自立するといふのはさういふことに他ならない ...

... ている。小澤書店版『ポエティカ』全二巻監修・石川淳河上徹太郎。装幀・原弘。(一五〇×二二〇ミリ)第一巻本文五九一ページ、昭和四九年十月刊、五二〇〇円。「英國の文學」「シェイクスピア」「英國の近代文學」「英國の文學の横道」「近代詩に就て ...

... 就て 2 書架記 2 交遊録/東京の昔英國に就て埋れ木/覺書 2 本が語ってくれること言葉といふもの詩と近代/旅の時間時に就て時 ... 近代詩に就て英語と英國と英國人 1 シェイクスピア物語文學概論日本の情趣への尽きない愛着に支えられて自由闊達に生きた ...

... 近代詩の宿命的な陥穽にも実はきわめて自覚的であった。これもややのちのことになるが、大正三年一月『新潮』発表の「表象派の文学運動に就て」というエッセイで、ランボーと並んで近代詩の運命を遠くまで生きたマラルメを批判して、次のようなことを書いて ...

日本に就て甘酸っぱい味酒宴/作法無作法舌鼓ところどころ英國の文學の横道 7 英國の近代文學ひまつぶし日本の現代文學頭の洗濯近代詩に就て不信心 10 餘生の文學作者の肖像 7 ヨオロッパの世紀末瓦礫の中空金澤/文明に就て◎書架記ヨオロッパの人間詩に就て ...

... の文体による著作には、ひとりの作家、ひとりの批評家としての卓越した精神の冴えと豊かさ○全 30 巻の内容○英國の文學シェイクスピア 2 東西文學論三文紳士 3 乞食王子文學人生案內日本に就て甘酸っぱい味酒宴/作法無作法 6 舌鼓ところどころ英國の文學の ...

... 近代詩に就てシェイクスピア物語横道に逸れた文學論りにして高い評価を得た初期の代表作二篇 存在ノタメニ自己ノ文学二自信喪失、危. 153 酒宴/作法無作法集宴」とエッセイ集「作法無作法」を同時収録。英社第 2 回配本(第 5 巻発売中!!!文學 ...