極限への航海―地球科学と人間

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極限への航海―地球科学と人間

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000027229
  • NDC分類 450
  • Cコード C0029

出版社内容情報

昭和60年の夏,世界的な地球科学者が日本海溝の海底6000mに潜った.秋,天皇ヒロヒトは彼を皇居に招き,尋ねる.東海大地震を予告するものは何かと.プレート学者の人間味あふれる半生記と日仏共同調査の貴重な航海日誌.

内容説明

潜水艇ノーティル号に乗って、地震の巣・日本海溝に来た著者は深海に何をみたか。この本は現代地球科学の立役者の半生記であり、日仏調査隊の乗組んだ日本海溝航海日誌である。6000mの底から地球の秘密をつかみとって帰還した人の声が、科学は人間の冒険なのだと語りかける。

目次

序 科学という冒険
第1部 海の果てへの旅―地球科学の30年と私(リフトの探索;リフトの底からカルカッタの路上へ;リフトから海溝へ)
第2部 KAIKO調査の航海日誌(海底の源泉の発見;嵐、そして帰港;「最後の航海」;天皇ヒロヒト会見記)