出版社内容情報
時代は転換の予兆にあふれ,危機をはらんで流れている.我々の世界経験を貫く地殻変動を捉えるため,専門を異にする気鋭の研究者が,自由なスタイルで,モデルのない現代の問いと取り組んだ.〈知〉の多次元空間への招待.
内容説明
問題群としての子どもの領分。遊び、挑発し、侵犯する子どもの存在がつきつける問い。
目次
「子ども」の存在論(加藤尚武)
ネオテニー成長と進化(西脇与作)
宇宙卵のトポグラフィー(永沢哲)
イメージの図書館 遊走する子ども(森下みさ子)
〈原史〉としての子ども(本田和子)
「子ども」の思想史(杉山光信)