出版社内容情報
ファインマン教授は学生や素人に物理の話をすることを無上の喜びとしています．この本は，重力などを除く物質世界のすべての現象を説明できる量子電磁力学という理論を，誰にでもわかるように講演したものです．
内容説明
ファインマン教授は、学生や素人を相手に物理の話をすることを無上の喜びとしています。この本はそのファインマン先生が、重力などを除く物質世界のすべての現象を説明できる量子電磁力学という理論について、誰にでもわかるように講演したものです。予備知識は必要ありません。独特で愉快な語り口にのせられて、光と電子の織りなすドラマを味わって下さい。
目次
光の粒子
電子とその相互作用
未解決の部分
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Uzundk
5
光の概念がアップデートされた。水面の上の波のようなイメージだったが、光子の存在確率の分布なのですね。原子までの科学と量子力学が連続していることがやっと認識出来ました。前書きにあるとおり、なぜか一般には誰も知らないことが溢れて、すでに分かっている不思議なことがあまり語られてないのだなと再認識。光の屈折、相互作用、そして重力と素粒子間以外の全てが電子が光子をやり取りするという量子電磁気学で説明出来るということにやっと思考がついて行けるようになった。いろんな実験結果について調べてみようと思う。2015/08/30
Steppenwolf
1
出版されて間もない頃にこの著名な著者の本を楽しみに購入した。気楽に読んで内容を消化できるようなやわな本ではないと記憶している。二度読んでいて読了日としては二度目の方を書いた。なにせ約20年前に読了した本なので感想はこの程度しか出てこない。ただしかし現在でも読みつがれ多くの人から推薦されているので再チャレンジする気持ちだけは今もある。今も現物を手にしている。1989/07/28
nandacanaa
1
内容はとっつきにくいけれど文章が上手いから読みやすかった。2017/04/28
よ
1
どう考えても難解な理論を取り扱っているけど、わかりやすかった。本だからこそ読み返せて理解できるんだろうなあと思った。2015/05/16
けいこん
1
とても分かりやすくて面白かったです。もちろん難しいこと書いてあるんだけど、なんとなくイメージできちゃう。さすがファインマン先生です。
