出版社内容情報
21世紀を目前にして人間の生き方や心のありようはいま根底から問い直されようとしています.本著作集は,臨床心理学を中心に,ユニークな日本人論,日本文化論など多方面の活躍で知られる著者の業績を十全に理解できるように編集し,21世紀にむけた新たな人間像を構想するものです.人間の心と生の全体性の回復をめざし,現代人の生き方に新たな道をひらくこの著作集を読者のご要望に応え,ここに再刊します.
内容説明
臨床心理学の立場から子どもと教育の現実を問いなおし、その潜在する可能性を引き出す。
目次
1 (子どもと学校)
2 (子どもの「時間」体験;学習以前;盗みを犯した子にどう接するか;能力主義と平等主義;テレビとイメージ;子どもの「非行」をどうとらえるか ほか)