出版社内容情報
はずかしがりやのティミーには友だちがいません.歯が1本ぬけたときに,おばあちゃんの言いつけ通りいろいろな紙でつぎつぎにくるんでいくと,ふしぎなボールに…….内気な少年の思いがけない冒険.
内容説明
ティミーには友だちがいません。おばあさんの誕生日に招かれたときに、歯が一本ぬけました。その歯を、おばあさんの言いつけ通りいろいろな紙で、つぎつぎにくるんでいくと、とうとう大きなボールになりました。このボールは、ふしぎなことに…。内気な少年の思いがけない冒険を描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
恥ずかしがり屋で友だちができないティミーに、とにかく信じてやってみることを教えたおばあさん。ことばは人を強くすることを知っている人だ。誕生日のお祝いケーキの謎めいた願いは、魔法そのもの。不思議なボールの力は、ティミーがひとつひとつ獲得していったものに他ならない。子どもが変化を見せ始めるときの、思いがけない強さが印象に残る。2015/02/08
がる
6
フィリパ・ピアスの絵本。バースデイケーキのお願い、ろうそくを消す時じゃなくて最初の一切れを切る時にするんだ~。へぇ~。 おばあさん、もしかして魔法使いかしらーと思ったりも。2012/10/19
あるちゃ
5
ふしぎなボールの一番ふしぎなところってどこなんだろう? おばあちゃんの言葉?どんどん軽くなっていくところ?一番最初に包んだものが消えちゃったところ?それとも、ボールがボールが二度と手に入らない寂しさを気にならなくさせてくれるお友達がたくさんできたところかな。2011/12/07
黒蜜
1
おばあちゃん、なんてお願いしたんだろう。奇想天外で、おどろいた。2016/01/29
timeturner
0
話はとてもいいのに絵が怖すぎて萎えた。2012/07/12