岩波少年文庫<br> アンナプルナ登頂 (改版)

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岩波少年文庫
アンナプルナ登頂 (改版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 318p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784001130546
  • NDC分類 K292
  • Cコード C8326

出版社内容情報

人類による8000メートル峰の初登頂――この成功をもたらした隊長エルゾーグは,凍傷のため手足の指を失ったが,彼の記したこの物語はチームワークのみごとさを描き,感動的である.

内容説明

1950年、アンナプルナ。正確な地図もなく、モンスーンの襲来目前というきわめて困難な条件のもとで、フランス遠征隊は必死の努力をつづけ、ついに8000メートル峰の初登頂に成功した。―隊長エルゾーグは凍勝のため手足の指を失ったが、彼の記したこの冒険物語は、人びとの勇気と友情や、山への痛切な思いにあふれ、深い感銘を与える。中学以上。

目次

ヒマラヤの高い谷間で
最初の接触
ダウラギリをめぐって
凍結した大きな湖
作戦会議
北西岩稜の偵察
アンナプルナ
日に500メートル
ラシュナルとザイルを組んで
最初の8000メートル峰
クレヴァス
なだれ
撤退
レテの森
稲田の中の行列
他のアンナプルナがある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずら

1
ネパールの山アンナプルナ。まだ地図のなかったその山に、フランスの登山家たちが挑む。悪天候、あやうく遭難、更には野原での外科手術など波乱万丈。特に手術シーンは怖かったですね。主人公たる隊長の気持ちとシンクロして、注射針におののいていました。でもそこで次の山に登れないことを心配するあたり、根っからの登山家なんだと思いました。カタカナ語の固有名詞がとても多いので、読むのは大変でした。なんとなく流れがわかってきた中盤から面白くなってきましたが。あと登山用語もわかりにくいのでとっつきにくい本でもありました。2015/01/09

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