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岩波文庫
日本アルプス―山岳紀行文集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003113516
  • NDC分類 291.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「余が鎗ケ嶽登山をおもひ立ちたるは一朝一夕のことにあらず.何が故に然りしか.山高ければなり.山尖りて嶮しければなり」.小島烏水(一八七三―一九四八)が本格的に登山を始めた明治三○年代,日本アルプスはまだ正確な地図もなく,地元の熟練の猟師のみが知る秘境だった.後進登山家の血をわかせた,先駆者烏水の山岳紀行文から精選.

内容説明

小島烏水(一八七三‐一九四八)が本格的に登山を始めた明治三〇年代、日本アルプスは、まだ正確な地図もなく地元の熟練の猟師だけが踏み込むことのできる“秘境”だった。「鎗ヶ嶽探険記」など、後進登山家の血をわかせた先駆者烏水の代表的な山岳紀行文を収録。

目次

鎗ヶ嶽探険記
山を讃する文
奥常念岳の絶巓に立つ記
梓川の上流
雪中富士登山記
雪の白峰
白峰山脈縦断記
日本北アルプス縦断記より
谷より峰へ峰より谷へ
飛騨双六谷より
高山の雪
日本山岳景の特色
上高地風景保護論
不尽の高根

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅんいち

1
「槍ヶ岳探検記」がよかった。近代登山ではじめて槍の穂先に登頂したのが著者の小島烏水。テンションの高さが発端の一文で伝わってくる。なぜ登ったのかというと「山高ければなり。山尖りて険しければなり」。いいなあ、と思った。2013/12/14

yamakujira

0
近代登山の先駆者がしるした紀行文など14篇。この時代の文章は、文語口語が混濁したようで読みにくい。短編集だから、なんとか読了できた。 (★★★☆☆)

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