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岩波文庫
あしながおじさん (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003231418
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

孤児のジルーシャは頭がよくて機知があり,楽天的でしかも独立心に燃えるけなげな娘である.自分を大学に入れてくれた匿名の篤志家「あしながおじさん」に毎日の出来事を手紙で報告しなければならない.――この書簡体小説には女流作家ウェブスターのもって生まれたユーモアと人を愛するおおらかな気持がみなぎっている.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

47
再読になりますが、岩波少年文庫を読む。以前読んだときの印象が薄く、有名なのに良さが解らず悔しい作品。再読しても、この書簡体が馴染めない?のか、さほど面白いと思えない。他人の手紙を盗み読む感じがするのだろうか?変な気分。「PS」は流行ったなあ、とか、懐かしくはある。続編は、多分、読まないと思うけど、気が変われば読むかも?2017/06/01

金吾

32
○有名な話ですがはじめて読みました。主人公が大変可愛らしく、いきいきとした大学生活が伝わりました。静かに幸せな感覚になれる話です。2022/08/15

壱萬弐仟縁

17
耳鼻科待合室のTVでEテレのを見てたら、子供時代に戻った感じがしたので本書もその延長で。1912年初出。米国女流作家ウェブスター(解説283頁)。だからプリンストン大学の校旗がある(116頁)。「あたし大学(カレジ)が大好きです」(22頁)。そんな学生ばかりなら、大学も安泰だが、2020年には日本の大学1割潰れていると想定(諸星教授の本)。たまに手書きのほのぼのとした挿絵が入る。貧乏人は有用な家畜みたいなもの(34頁)とは恐ろしい指摘。あしながおじさん宛に、卒業しても教科書をとっておく(53頁)のはよい。2013/10/17

たみ

7
初めて京都の古本まつりに行きました。そこで手に入れた一冊です。手紙形式で綴られる文章からは、多感でユーモア溢れる、聡明な女の子の姿が目に浮かんできます。彼女は、大学や農場などの経験を通して徐々に大人になっていきました。恨んでいたはずの孤児院での生活までもを自身の糧として受け入れており、その成長に温かい気持ちになります。最後の終わり方もとても微笑ましい。大人になっても読み返したくなる作品です。2017/08/18

伊織

4
★★★★★★★★★★ ジルーシャが愛らしい。また読みたい。2020/02/08

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