出版社内容情報
サンドバーグ(1878‐1967)は,アメリカ機械文明の象徴ともいうべきシカゴが生んだ詩人.この都市とそこに住む民衆をダイナミックな表現で描き,また大草原の原始的な美しさを歌う.この詩集は黒人や労働者に対する深い愛情を現わし,大胆な詩風によってアメリカ詩壇に清気を送った.ホイットマンの流れをくむ若々しい気迫にみちている詩集.
内容説明
シカゴ―、お前は不埓だとみんなが言う…。ホイットマンの気風をくむ20世紀アメリカの詩人が都市シカゴを、そこに生きる人々を、みずみずしく歌う。
目次
シカゴ詩篇
少しばかり
戦争詩篇
道とその終り
霧と火
影
かつての日々