岩波文庫<br> ムガル帝国誌〈1〉

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岩波文庫
ムガル帝国誌〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003348215
  • NDC分類 292.5
  • Cコード C0122

出版社内容情報

17世紀半ばムガル朝は,タージ・マハルを建設した王シャー・ジャハーンの息子達による王位継承をめぐる内戦の只中にあった.フランス人旅行者が当時宮廷で目撃した鮮烈な叙述と,インドの国情を伝える書簡を収める.(全2冊)

内容説明

17世紀半ばムガル朝は、タージ・マハルを建設した王シャー・ジャハーンの4人の息子たちによる王位継承をめぐる内戦の只中にあった。フランス人旅行家ベルニエが目撃した、争いの一部始終と、宮廷でのさまざまな出来事、そして、財務総監コルベールに宛てたインドの国情を伝える書簡を収める。

目次

1 ムガル帝国の大政変―王位継承をめぐる内乱の話
2 特筆すべき出来事―戦後五、六年間の事件と宮廷の逸話
3 インドの国情―国土、産業、軍備、統治の実態について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mana

3
フランス人旅行家がインド(当時のムガル帝国)に行った際に、ちょうどシャージャハーン(タージマハルを建てた王様)の後継者争いに立ち会うことになってその時の出来事を物語風にまとめてある。最初そういう設定なのかと思ったら実際の出来事だった。後半はムガル帝国の仕組み(給料とか)を解説していて、これも当時のフランス向けに書かれているので分かりやすく説明されていて面白かった。2015/01/12

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