岩波新書<br> 源頼朝

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岩波新書
源頼朝

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004130987
  • Cコード C0221

出版社内容情報

王朝の侍大将から中央権門への道を歩んだ平清盛に対して,頼朝の指向した方途は何であったか.関東武士団の棟梁として後白河法皇の政略といかに渡り合ったか.鎌倉に武家政権を樹立する過程で,弟の範頼と義経を排したのはなぜか.時代と個人のからみ合いをダイナミックにとらえ,激動の時代を生きぬいた政治家頼朝の実像に迫る.

内容説明

王朝の侍大将から中央権門への道を歩んだ平清盛に対して、頼朝の指向した方途は何であったか。関東武士団の棟梁として後白河法皇の政略といかに渡り合ったか。鎌倉に武家政権を樹立する過程で、弟の範頼と義経を排したのはなぜか。時代と個人のからみ合いをダイナミックにとらえ、激動の時代を生きぬいた政治家頼朝の実像に迫る。

目次

おいたち
配流の時代
時勢の奔流
挙兵
権力への道
鎌倉幕府
政権安定の方策
晩年・死・のこされた課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

46
【中世2】「鎌倉殿の13人」の時代考証者の坂井孝一による「鎌倉殿と執権北条氏」が、史書を緻密に比較分析しているわりには、時代小説のような群像劇みたいで、政治史や人物の心理は分かるが社会が見えず物足りなく感じたため、どうせ読むならと一気に古い1958年刊行の本書。荘園制など中世(経済)史の重鎮の若き日の著作。版を重ねている現行本だ。私的にはこちらの方が面白かった。どこが面白かったか。■さすがに書かれた時代を感じさせるのが、それまでの頼朝論が、武士的・儒教的な観点(皇室への反逆者か忠誠者か)からか、↓2022/02/05

瓜月(武部伸一)

5
1958年初版。著者永原慶二先生が武人政治家源頼朝の生涯を辿り、王朝国家から中世への過渡期「鎌倉幕府」創設の時代を描く。頼朝は軍事貴族源義朝の子として生まれ、平治の乱敗北後、伊豆に配流され20年の年月を過ごす。では一介の流人武士を「天下之政道」を担う立場に押し上げた「時代の力」とは何だろう。それは直接的には千葉氏・三浦氏・甲斐源氏など関東武士団の軍事力だ。しかし本書で書かれているように、当時の武士が「階級」として自覚的に政治権力を掌握したわけではないだろう。歴史を動かす力とは何か。問いを残し読書を続ける。2021/08/07

うしうし

3
60年以上前の出版だが、幾人かの読トモさんの評価にもあるように、当時としては最高水準の頼朝研究の書籍であったと思われる。本書と近年の研究成果で評価が異なると思われた点を、私なりに整理した。 ・平泉よりさらに北方へ侵攻したことのことの意義が触れられていないこと。 ・頼朝が「多くの機会を排して上洛を見合わせていた最大の理由」は、「独立の政権を樹立しぬこうとし、第二の清盛となることをみずからいましめていた」。(p173) ・頼朝が「切望した」「征夷大将軍」の望みがかなえられなかった。(p175) 2022/05/25

カムパ

1
鎌倉時代は面白いですね。RPGゲームどころではない波乱万丈ですね。2010/04/16

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