岩波新書<br> 宇宙と星

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岩波新書
宇宙と星

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  • サイズ 新書判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004160120
  • NDC分類 440
  • Cコード C0244

出版社内容情報

夜空にきらめく星をあおいで宇宙の無限に思いをはせない人はないであろう.この宇宙のどこかで,今の瞬間にも新しい星が生まれ,また滅びつつある星もある.これらの数かぎりない星を,光度,距離,構造など,さまざまな視野からとらえて分類し,あらためて宏大な宇宙進化の全貌を手にとるように見事に展開してみせる.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

12
1054年に藤原定家が『明月記』に「客星天関星に孛(はい)す。大(い)さ歳星の如し」(見慣れぬ新しい星が牡牛座ジータ星の近くにやどり、木星のように輝いた)と書いた時、900年後に蟹星雲の誕生の傍証とされようとは思わなかったろう。人の所為の面白さ。書名は『H・R図による星の進化分析』にした方がよい。惑星を徹底的に無視する(「星はすべて太陽だ」とは章題)。銀河系が普通名詞なのか固有名詞なのか紛らわしい。H・R図の横軸星の表面温度はなぜ右にいくほど下がるのか。やはり温度と明るさの関係が摑みにくい。星雲と球状星団2020/11/23

naoto

1
昭和31年だから…1956年?の本。宇宙の年齢はまだ50億年だし、いろいろなことが「…だろう」と書いてあるのは、定説まで行ってないからかな?ダークマターもダークエネルギーも影も形もない…しかしながら、解説は丁寧で分かりやすい。現代版を作ったら、かなりいい本になるような気がする!2017/07/23

shrzr

0
コンパクトな新書ながら、星空を眺めるところから始まって、星の輪廻、宇宙の成り立ちまで、丹念に厳選されたトピックで語られる。2022/07/31

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