岩波新書<br> 幼児教育を考える

  • ポイントキャンペーン

岩波新書
幼児教育を考える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 218,/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004301219
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0237

出版社内容情報

厳しくしつけるか,個性を尊重し自主性を伸ばすか.受験戦争の低年齢化に伴い,幼児からの能力開発や英才教育をうたう塾も花盛りである.発達心理学の立場から,ミルやウィーナー,ヴァイオリンの鈴木メソッド等実例に即して早期教育のもつ意味を考え,知的発達の日米比較など新しい研究成果を紹介しつつ,幼児教育はどうあるべきかを検討する.

内容説明

厳しくしつけるか、個性を尊重し自主性を伸ばすか。受験戦争の低年齢化に伴い、幼児からの能力開発や英才教育をうたう塾も花盛りである。発達心理学の立場から、ミルやウィーナー、ヴァイオリンの鈴木メソッド等の実例に即して早期教育のもつ意味を考え、日米の子どもの知的発達比較なども紹介しつつ幼児教育はどうあるべきかを検討する。

目次

1 開かれた能力と人間発達(ヒトの成長と初期教育;日本の幼児教育)
2 英才教育の光と影(遺伝か教育か;英才教育の試み)
3 子どもの成長と環境の力(野生児の神話が語るもの;見すてられた子どもたち)
4 初期教育を考える(初期教育の意味;初期教育の二つの方向;英才教育の課題)

著者等紹介

藤永保[フジナガタモツ]
1926年長崎県に生まれる。1952年東京大学文学部心理学科卒業。専攻は発達心理学。現在、お茶の水女子大学名誉教授、東洋英和女学院大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。