出版社内容情報
障害をもつ子も,もたない子も,せいいっぱい力を発揮して,のびのびと遊び,学び,生きていくための教育は,どうすれば実現できるか.障害児教育の現場にもかかわりの深い著者が,発達と教育についての基本的な考え方をふまえて,障害児と学校,職業選択や進路指導など具体的な問題にふれながら,現状と今後の方向を明らかにする.
内容説明
障害をもつ子も、もたない子も、せいいっぱい力を発揮して、のびのびと遊び、学び、生きていくための教育は、どうすれば実現できるか。障害児教育の現場にもかかわりの深い著者が、発達と教育についての基本的な考え方をふまえて、障害児と学校、職業選択や進路指導など具体的な問題にふれながら、現状と今後の方向を明らかにする。
目次
序章 教育を奪われた子どもたち
第1章 障害がもたらす困難とは
第2章 障害児をどう理解するか
第3章 障害児教育のめざすもの
第4章 からだをつくり、心をひらく
第5章 「ほんもの」の文化・科学を伝える
第6章 働く力を育てる
第7章 健常児との交流の中で
終章 総合的な権利保障に向かって
著者等紹介
茂木俊彦[モギトシヒコ]
1942年群馬県に生まれる。1966年東京大学教育学部教育心理学科卒業。専攻は教育心理学、障害児心理学。現在、東京都立大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
20
前々から関心のあるテーマだったので読了。この本自体が古い(1990年刊行)ということもあるとは思うが、いかに「障害」だけを見て「子ども」そのものを見ない教育が日本では行われてきたかという歴史がよくわかり、問題意識が深まった。今ではまた、別の論点が生まれてきているのかもしれないので、最新の本も読んでみたい。2013/08/08
有沢翔治@文芸同人誌配布中
13
著者が悪いというのではなく、僕の心境から感想が書きにくい。でもインテグレーションについては理想である。良くも悪くも。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51494578.html2018/01/28
梅
0
もう古い本なので、歴史を知るために読みました。今ではだいぶ変わってるなあと印象があります。2011/07/16
丰
0
Y-102000/07/22