岩波新書<br> ディズニーランドという聖地

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岩波新書
ディズニーランドという聖地

  • 能登路 雅子【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 岩波書店(1990/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004301325
  • NDC分類 689.253
  • Cコード C0276

出版社内容情報

カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは,いったい何なのか.現地で働くことを通してその表と裏を知り尽くした著者が,絶大な人気の秘密を考察し,そこに満ちるアメリカの過去と未来,幻想性と超リアリズムを鋭く解剖する.フロリダのディズニーワールドや日本の東京ディズニーランドにも説き及ぶ,新鮮なアメリカ文化論.

内容説明

カリフォルニアの「魔法の王国」ディズニーランドとは、いったい何なのか。「ディズニーの国」との深いかかわりを通してその表と裏を知り尽くした著者が、絶大な人気の秘密を考察し、そこに満ちるアメリカの過去と未来、ファンタジーと超リアリズムを鋭く解剖する。「ディズニーの国」の東京・パリ進出にも説き及ぶ新鮮なアメリカ文化論。

目次

序 ディズニーランドとの出会い
1 ディズニーランド誕生
2 異才ウォルト・ディズニー
3 ノスタルジアの演出法
4 ディズニーランドの超リアリズム
5 英雄たちの過去と未来
6 フロリダ・東京・パリ―ディズニーランドの世界戦略

著者等紹介

能登路雅子[ノトジマサコ]
1949年青森県弘前市に生まれる。1972年東京大学教養学部教養学科卒業。専攻はアメリカ研究、文化人類学。1972‐73年マッキャンエリクソン博報堂勤務。1978‐82年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院在学。1980‐83年ウォルト・ディズニー・プロダクションズおよびオリエンタルランド社嘱託として、東京ディズニーランド・プロジェクトに参加。1986‐92年武蔵大学人文学部助教授。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たみ

21
1990年発行、アメリカのディズニーランドの成り立ち、ウォルト・ディズニーの逸話など。日本のディズニーランドについてはさらっと触れる程度。著者はテーマパークを大いに楽しんだ経験もありつつ違和感も抱いているという立ち位置で、距離のある文章です。嫌いなんじゃないの?と勘繰りたくなる冷静さ。人間の意のままにならない自然の力を敷地から放逐した理想的な人工世界、本物の佳作ではなくニセモノの大傑作、現実の誇張、写実主義の偏執狂的追及。清潔で安全な楽園。最近ではテーマパークの外にも「楽園」がはみ出してきている。2015/06/17

カピバラ

12
授業の資料として読みました。読みやすくて分かりやすかったです!2012/09/07

ヤギ郎

11
アメリカのディズニーランドを分析した本。アメリカ人の心に根付く,ノスタルジックな思いとそれを描き出した(作り出した)ディズニーランド。ディズニーランドという空間の中で存在していた「本物らしくない本物」が,町を活性化するために,もっといえば,金儲けのために,本物すら代えてしまう。いわゆる「聖地巡り」もこの類のものがろう。ただ,聖地巡りに関して,期間限定だから良いというものである。昔,友人とディズニーランドへ行ったことを思い出しながら読み進めました。2018/02/12

しらゆき

10
本場のアメリカのディズニーランドと東京ディズニーランドが同じ構造だとは知らなかった。深く考えたこともなかったが、ディズニーは自分たちが物語の主人公になれるように巧妙に作られてるとは思いもしなかった。2017/07/17

サアベドラ

10
アメリカ的価値観の権化としてのディズニーランドを、生みの親ウォルト・ディズニーの半生を織り交ぜつつ論じる。ディズニーランドに見られる様々な仕掛けはみんな、アメリカ人の心性を計算し尽くしたうえで彼らが快適に感じられるように作られてるんだよ、という感じの内容。あくまで主題はアメリカ人にとってのディズニーランドなので、舞浜に日本人が押し寄せる理由はあまり考察されていない。あと1990年発行ということで記述がちょっと古い(パリがまだできてなかったり)。2012/07/12

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