出版社内容情報
東西冷戦構造が崩れるなかで,日本の外交と安全保障のあり方も大きく問われている.これまでの日米安保体制プラス自衛隊増強路線をとりつづけるのか,それとも軍縮への歩みを開始し東アジアの緊張緩和に貢献するのか.「条件付合憲化論」と「完全非武装論」をこえて,平和憲法に即した総合的かつ具体的なオールタナティブを提示する.
内容説明
東西冷戦構造が崩れるなかで、日本の外交と安全保障のあり方も大きく問われている。これまでの日米安保体制プラス自衛隊増強路線をとりつづけるのか、それとも軍縮への歩みを開始し東アジアの緊張緩和に貢献するのか。「条件付合憲化論」と「完全非武装論」をこえて、平和憲法に則した総合的かつ具体的なオールタナティブを提示する。
目次
1 世界情勢をどうみるか
2 平和憲法をどのように理解するか
3 自衛隊をどのように縮小するか
4 自衛力縮小と同時並行してなすべきこと