岩波新書<br> 辞書を語る

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岩波新書
辞書を語る

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004302117
  • NDC分類 801.3
  • Cコード C0280

出版社内容情報

辞書というのは単に日常生活の上で「必要があって」だけ引くものではない.辞書とは,時に共に言葉の海で戯れる友であり,時には敬うべき師であり,またかけがえのない伴侶であったりもするのである.この奥深くも魅力的な辞書という書物をめぐって,各界のいずれ劣らぬ卓抜した言葉の遣い手たちがつづる珠玉のエッセー集.

内容説明

辞書というのは単に日常生活の上で「必要があって」だけ引くものではない。辞書とは、時に共に言葉の海で戯れる友であり、時には敬うべき師であり、またかけがえのない伴侶であったりもするのである。この奥深くも魅力的な辞書という書物をめぐって、各界のいずれ劣らぬ卓抜した言葉の遣い手たちがつづる珠玉のエッセイ集。

目次

1 辞書の果たす役割
2 辞書とつきあう
3 辞書あれこれ
4 世界の辞書
5 辞書のある生活

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

59
赤瀬川源平による外来語と辞書の関係が面白い。 柳瀬尚紀の熟語本位英和中辞典の紹介では、 斎藤秀三郎の訳の妙味を紹介している。 大野晋の打聞集、源氏物語、日仏辞典、字源などの話題がある。 総勢26人の書評と論評の集まり。岩波新書一覧 http://bit.ly/12LkZWe2013/05/13

ヨクト

25
辞書って憧れますよね。でも少々値が張るのと結局あまり開かないのではないかと今まで買うタイミングを逃しておりましたが、決めました。買います。まずは広辞苑を買います。わからない言葉に出会ったとき、ネットで調べて満足。それもいいけれど、言葉を調べる過程の無駄なページペラペラでの意外な言葉との出会い。素敵じゃないですか。手元において、どんどん調べて辞書をぼろぼろにしてやんよ。ぼろぼろにしてこそ辞書なのです。知の証なのです。2013/09/16

ちゃむん

11
「舟を編む」で辞書編纂を知ったからもっと詳しくと思い、読み始めた。各界の著名な方々が辞書について語っていて二転三転する異なる考えと専門知識の多さにくらくらしてしまった。でもどんな世界であれ辞書は存在しているし地位は保っていることが読んでいて楽しかった。私自身もテキストとして辞書の事典を持っているし、この本で友人たちと各辞書を調べ、特徴をレポートにして提出といった作業をしたことも思い出すことができた。2013/05/12

Nobu A

6
書架整理の頂き本読了。1992年初版。勝手に辞書編纂の本だと思いながら頁を捲る。著名人、主に学者と作家、26名が辞書への思いを綴ったエッセイ集。作家は辞書を引くのではなく端から端まで読むと以前聞いたことがある。学殖のある方々でも辞書をそばに置き、頻繁に使用しているのを知り、背中を押された気分。何歳になっても言葉を大切にする。便利なネット検索をする人が増えていると思うが、やっぱり重みがある辞書は味わいがある。様々な視点と個人的体験から辞書が語られ、興味深い。引っ越した際に処分した英英辞典数冊が悔やまれる。2019/03/31

へたれのけい

5
辞書を作る、辞書を使う、それぞれのプロの方々が「辞書を語る」本です。正直、打ちのめされました。あまりにレベルが違い過ぎて、今後辞書について判っているような事を云えない感じです。2018/12/07

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