出版社内容情報
今や五万人を超える海外子女.その一割がニューヨークに住んでいる.突然,異言語,異文化の世界に放り込まれ,日夜激しいストレスに直面する子供たちは,さらに帰国後の進学に備えて過酷な日課をこなさなくてはならない.企業中心の孤立した日本人社会のあり方や,海外にまで進出した受験産業の実態なども厳しく問いつつ,報告する.
内容説明
今や五万人を超える海外子女。その一割がニューヨークに住んでいる。突然、異言語、異文化の世界に放り込まれ、日夜激しいストレスに直面する子供たちは、さらに帰国後の進学に備えて過酷な日課をこなさなくてはならない。企業中心の孤立した日本人社会のあり方や、海外にまで進出した受験産業の実態なども厳しく問いつつ、報告する。
目次
序章 ニューヨークはいま
第1章 現地校―異文化の狭間で
第2章 補習校―土曜日は日本人?
第3章 日本人学校―ニューヨークの「日本島」?
第4章 塾―海を渡る受験戦争
終章 今を生きる海外生活へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆ
1
いろんなジレンマあるんやな。さ2011/07/10
i-miya
0
1993 2005.08、滞在期間、それでも親身、必死の気持ちが英語力に差、移民として残る韓国<英語を話さない日も>SAT全国統一学力適性テスト、日本人が多すぎる、「隠れ帰国子女」英語が話せない、第一 現地校ー異文化の狭間で、<固まる日本人>ウエストチェスター郡、3 不適応症状を起こす子<異言語環境の弊害>、チック症 クッ、クッ静かな犠牲者<先生は怪獣><立ちはだかる壁><現地校でのいじめ>おにぎり カーボンペーパー真珠湾攻撃、イラク戦争、企業買収、中曽根発言、桜内発言、3割、文字読めない、4 急がれる特2006/12/16
ayu
0
10年以上前の本と侮るなかれ。10年経っても変わっていない教育の現場や共感障害と評される子供たちの存在は今なお増え続けている気がする。この先も長い課題となるのだろうけれど、ある種こういう壁を乗り越えた子供たちは本当にたくましく、どこでも生きていける自活力を持っているのではないかと思う2020/08/04