出版社内容情報
敗戦後の廃墟から奇跡的復興を遂げ,高度成長を実現し,オイル・ショックを乗り越えて経済大国となったこの五十年――重要な岐路はどこにあったのか,構造的要因は何だったのか.丹念に歴史的事実を検証しながら,世界的な注目と論議の的である「日本型企業システム」の形成過程を明らかにし,バブル崩壊以後の課題と展望を示す.
内容説明
敗戦後の廃墟から奇跡的復興を遂げ、高度成長を実現し、オイル・ショックを乗り越えて経済大国となったこの五十年―重要な岐路はどこにあったのか、構造的要因は何だったのか。丹念に歴史的事実を検証しながら、世界的な注目と論議の的である「日本型企業システム」の形成過程を明らかにし、バブル崩壊以後の課題と展望を示す。
目次
序 私の経験からみた戦後経済
1 日本経済はいま(実感されない「豊かさ」、その二つの側面;国際的環境のなかで考える)
2 敗戦からの復興(「焼け跡」からの再建;占領改革の展開―戦前・戦時期からの断絶と連続、そして創造 ほか)
3 飛躍的な経済成長(日本の「奇跡」を可能にしたもの;政府の役割をどう考えるか ほか)
4 経済大国と経済成長のコスト(経済成長率の低下;二つの「コクサイ」化と増税なき財政再建 ほか)
著者等紹介
橋本寿朗[ハシモトジュロウ]
1946年埼玉県に生まれる。1970年東京大学経済学部卒業。1975年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、法政大学経営学部教授、経済学博士。著書に『大恐慌期の日本資本主義』(東京大学出版会、第25回エコノミスト賞受賞)など
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