岩波新書<br> 私の平和論―戦前から戦後へ

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岩波新書
私の平和論―戦前から戦後へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004304111
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0223

出版社内容情報

「戦後五○年を考えるというとき,当然一九四五年からはじめることでは不十分である」.大正時代,青島(チンタオ)での少年の日から,「八月一五日」を経て,戦後の市民運動へ.戦争と平和,加害と被害,国家と個人の問題を,「父の眼」までを合わせ,一○○年間を顧み,考える.『戦後思想を考える』から一五年,待望の書き下ろし.

目次

第1章 父と子
第2章 『きけわだつみのこえ』再読
第3章 八月一五日以後
第4章 加害を自覚するということ
第5章 憲法について―短い感想

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sansirou

1
日本の戦争責任や、平和についての考え方、日本国憲法の意義など、安倍晋三のような下品な首相の下でわれわれが考えなければいけないことがわかりやすく書いてある。 政治家センセイの皆さんも、読んで考えた方がいい。2013/03/17

nekonon

0
んー。この本の後半の章に行くにつれ、石を無理やり飲み下させられているような気持ちになってしまった。ただこの感覚は、おそらく歴史とは何のかかわりもない、もはや生理的と言っていい反発なのだと思う。考え方は違うけど、一つの歴史認識を自分の体験を通して獲得した人の意見を、イデオロギー的に嘲笑/嫌悪することだけは自分に許してはならないのだよなあ(平和論以外の問題においても)。体験の差で埋めがたい溝を埋められるとすれば、それは想像力しかなく、そのためにはもっと「知る」より他ないのだろう。自分なりの見解をもつためにも。2013/06/14

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