出版社内容情報
ハーグ国際司法裁判所で核兵器の違法性を主張した証言やアジアへの謝罪を明言した平和宣言など,被爆50周年を迎えて行なった広島市長としての活動をふりかえり,希望の未来を願うヒロシマの思いと苦悩を語る.
内容説明
冷戦後もなお人類を脅かす核の脅威。ヒロシマの平和思想は世界を動かさないのか。広島市長として、ハーグ国際司法裁判所での核兵器の違法性を主張した陳述をはじめ、アジアへの謝罪を明言した平和宣言、アメリカでの公開講演など、被爆五十周年を迎えて行なった活動と発言をふりかえりつつ、希望の未来を願うヒロシマの思いと苦悩を語る。
目次
1 アメリカの原爆展
2 戦争責任とヒロシマ
3 核保器廃絶に向けて
4 ジャーナリズムを問う
5 希望の未来のために