出版社内容情報
ものづくりの基盤を支え，世界最先端の技術を開発して，日本経済を担ってきた中小製造業．産業集積の中小企業がより広域のネットワークを展開する姿に，高度成長を終えた成熟期の可能性を見る，待望の中小企業論．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
6 - hey
4
昨今、中小企業の先行きの暗さが様々なメディアで報じられていますが、それは単にメディアがそうして報道したほうが人の目を集めることができるからだと切り捨てるのが本書の面白いところです。2012/09/11
がっち
3
中小企業だからできることがある。大企業だからできることもある。中小企業には固定観念にとらわれずに、チャレンジをしてほしい。不況や大企業からの押しつけなどに負けずに。2013/06/03
kaizen@名古屋de朝活読書会
2
中小企業が技術を支える分野と、大企業が技術を支える分野とがある。 大企業が技術を支えていると思われている分野でも、実際には大企業から、中小企業に試作依頼が出ていて、実際には中小企業で試作している場合もある。 現場を歩いていれば、自然に分かることを、本を読んでわかったつもりにならないことが大切かもしれません。2008/09/08
huanghongyang
1
昔は技術水準が大したことなかったので、起業が簡単だったようだ。中小企業は大企業より給料は安いのに、生活の満足度は高いというのに考えさせられる。2010/05/16
