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岩波新書
中国 現代ことば事情

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306597
  • NDC分類 824
  • Cコード C0225

出版社内容情報

因特網に豆腐渣工程,丁克族とは何? 社会主義市場経済の下,地球規模の情報化の渦に巻き込まれていく中国の「今」を,くっきりと反映することばの数々.新しい事態をあらわすその表情は,さすが文字の国ならでは…

内容説明

インターネットは「因特網」、一人っ子は「小皇帝」…社会主義市場経済の下、地球規模の情報化の渦に巻き込まれていく中国の「今」は、くっきりとことばに反映される。リストラや直接選挙など、新しい事態をあらわすことばの表情は、さすが文字の国ならでは…と興味をそそられていくうちに、中国社会の抱える悩みや希望も見えてくる。

目次

1 大地に伸びる情報網
2 市場経済は広がり深まる
3 経済成長の陰に
4 「党の指導」どこまで?
5 多様化する価値観
6 「小康」を超えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

19
2000年2月の本。「中国語」読み書きを目論む私にとって絶好の書ではあるが、如何せん古かった。それでも単語抜き書きに使えるかもしれないのでしばらくは手元に。後ろの方に「可持続発展」とありちょっと驚くが、当時の状況を思い出し、なるほどと理解した。 2022/11/24

セイタ

0
現代の中国に単語から切り込んでいく本!ただ、2000年出版のために古い内容が多い。その当時の首相、首席などの名前を挙げられてもほとんど分からない。また、単語の欄に辞書の日本語訳もつけて欲しかった。問題点としては、漢字にピンインがない、簡体字で書かれていないなどである。 しかし歴史的に重要な天安門事件や南巡講話、四個現代化は非常にためになった。背景知識が足りなかったため、多少苦労はしたが。この本を読んで、中国語の外来語の取り込みにくさを再認識した。新書はやはり出版して五年以内に買わないと効果が薄まる。2013/12/25

わきが

0
キーワードをもとに,現代中国の実情を説明しています.10年以上前の本なので,今の中国の実情と少し違っている箇所もあります.戸籍や香港返還が興味深かった.中国語のキーワードにカタカナでルビふるくらいなら,ピンインをふってほしかった(;´Д`)2013/11/26

satochan

0
2000年に発行。なぜ縦書きなのか。なぜ簡体字にではなく、日本の漢字に中国語のピンインをふるのか。見出し意外の大事?な中国語には片仮名を打っているが、それはどうなの。縦書きだから仕方がないにしても、それにカタカナを打つ必要があるのか。横書きにしたらピンインに出来たのでは。という問題はおいといて、新しい言葉ができるということは、新しい問題や新しいものが出てくるということだ。言葉を通して社会を知ることができる。おもしろい。いまや、携帯電話は「手机(機)」が一般的だし、この本ももう現代ではないのであろうか。2013/07/23

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