出版社内容情報
お行儀の悪いペンギンくんは、アライグマと一緒に行儀見習いの旅に出る。レイ&ブラウンのゴールデンコンビが描くアメリカの絵本。 6才から
内容説明
南極からきたちいさいペンギンくんは、スープもパンもゆかにポイッ。南極ではマナーなんて、おそわらなかったのです。びっくりしたアライグマは、ペンギンくんにおぎょうぎをおしえるために、世の中へつれだします。さて、ほんとうにおぎょうぎのよいペンギンくんになれるでしょうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
30
マナーを知らないペンギンくんに、アライグマがマナーを教えていく。挨拶、電話や来客への応対、普段の何気ない独り言まで…。一つ一つ覚えようとすると、世の中マナーだらけ😅こんな世界で私たちは生きているんだなぁと気づき、今さらビックリ😂でも、アライグマさんは ちゃんと教えてくれました。「よいマナーは、世界じゅうどこでも同じ。おもいやりの きもち さえあれば いいんです。」ちょっとズレてるけど、まっすぐで素直なペンギンくんが可愛い。H.A.レイさんの絵のせいか、ペンギンくんが時々ジョージ🐵に見えました🤭💕2023/07/30
魚京童!
12
そんな、時間のむだになるようなことをしゃべたって、つまらないでしょ。2015/10/15
いっちゃん
7
長かったけど、面白かったし、勉強になったかな?マナーって 知らないと大変なことになるね。2014/10/20
あるちゃ
3
おぎょうぎがよいってどういうこと? 自分が子供の頃と比べて、お行儀が悪いとかみっともないとかだらしないとかあんまり子供に言わなくなった気がします。 親の躾の基準が、子供がゆくゆく恥ずかしい思いをしないように、から自分が今恥ずかしいから止める、に変わってきているような気がします。 お行儀が良いということは他人を不快にしないように気配りするということ。 過剰にする必要はないけど最低限のマナーは抑えておきたいものですね。 若干シニカルとも言えなくもないなユーモアがあって面白い一冊でした。2016/11/04
遠い日
3
とってもお行儀の悪いというより、お行儀というものを全く知らないペンギンくんに、こんこんとお行儀、礼儀を教えるアライグマさん。ふたりのちぐはぐなやりとりがおもしろい。慇懃な言葉遣い、その場の空気を読めないペンギンくんにアライグマさんははらはらしたり、腹を立てたり。でも、なんとかなるものです。何より、ペンギンくんの明るさが救い。絵はH.A.レイ。2014/09/06