出版社内容情報
発明の天才、ねずみのティモシーのおかげでみんなの生活はすっかり便利になりました。ところが誰もが機械作りに大忙しになり・・・。 5才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
59
197 9年の絵本。わが家の絵本棚より。幼稚園勤務先時に購入。きっと絵が可愛くて買ったんだなぁ。細い線で描かれたネズミたちの可愛さもさることながら町の様子やティモシーの研究室も素晴らし。お話は子どもたちにもよくわかる。幸せってなに?子猫と仲良しなのも楽しい。2015/04/12
カラスノエンドウ
12
主人公のねずみは発明家。新しい機械をどんどん作り出し、社会は便利になっていきますが… さて、発達する文明の波に乗って、ティモシーは「幸せにする機械」を作れるのでしょうか? ほのぼのとしたイラストがレトロな味わいで、可愛らしいです。それでいて内容は社会派でメッセージ性もあり、素敵なバランスの絵本だなぁと思います。 2019/01/10
おはなし会 芽ぶっく
10
ねずみのティモシーは発明家。それも社会に役立つ機械をつくる発明家。ある日泣いている子ねこと出会い、色々発明するが子ねこは泣き止まない。そこでティモシーの子どもたちが自分の得意なことで泣き止ませることに挑戦、すると…。2023/02/06
ochatomo
8
イギリスの絵本 作者はパリ在住で初絵本 線の細い少女イラスト風の可愛い絵 原題“The story of Timothy” 元本1972年 1975刊2021/05/18
midorino
6
保育園の頃に読んでまた読みたいと思っていた本に、引っ越し先の図書館でめぐりあった。「ねずみ」「発明家」ということと、線で書かれた絵の印象しか覚えていなかったけれど、表紙を見てすぐにこれだとわかった。発明家のティモシーはいろんな機械を発明するのだけれど、いつのまにか仕事ばかりで家族と過ごす時間がなくなっていて、、というお話。たくさんの機械に囲まれ忙しそうなねずみたちのシーンと、いろんなものがごちゃごちゃと並んだ研究室の様子を眺めるのが好きだった。小さい時に通っていた近所の文庫の空気を思い出しながら読んだ。2019/09/13