出版社内容情報
【内容紹介】
英会話の基本は、「この場面ではこの表現」というように、ケースごとに、まず1つの表現をおぼえこみ、使いこなすことである。テレビで活躍中の著者が、いろいろな場面で極めつきの表現100を選び出し、新しい工夫をこらして展開する、楽しく効果的で実用度の高い入門書。
〈親しき仲にも礼儀あり〉アメリカの家庭における会話に耳を傾けていると、じつによく「エクスキューズ・ミー」Excuse me.を使っています。日常生活のなかでごく軽い調子で用いられているのですが、かといって使うべき箇所でつかわないと礼儀に欠けた人という正札をはられてしまいます。ところで落とした荷物をだれかが拾ってくれました。こんなとき、日本語では「すみません」といいますが、英語では「サンキュー」Thank you.です。「エキスキューズ・ミー」は使いません。わたしたちは、一度英語で話すムードにはいった瞬間から、このような応答がほとんど本能的に口から出るよう自分を訓練しなければなりません。――本書より