ブルーバックス<br> 勝つためのゲームの理論―適応戦略とは何か

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ブルーバックス
勝つためのゲームの理論―適応戦略とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 198,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061326538
  • NDC分類 417.2

内容説明

現代の複雑に変化する競争社会を勝ち抜き、生き残るためには、体力にもまして理論的な武装と戦略が必要になっている。ゲームの理論はまさにその要望に応えて登場したものだが、物事の推移を予想する手段として大きな力を発揮していることは論をまたない。とくに、ジレンマ状況を脱出するためにどのような戦略がより有効であるか、また、ゲームの理論には今どのような新しい動きが生じているのかなど、生態学の話題もからめて解説する。

目次

序章 つき合い方の科学へ
第1章 囚人のジレンマ
第2章 しっぺ返し戦略の再発見
第3章 社会のジレンマ
第4章 四つのジレンマ状況
第5章 何でも屋か専門家か
第6章 文化的に安定な戦略
終章 情報化時代とゲーム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

10
囚人のジレンマを基本として、」さらにそれを発展させて社会のジレンマなどを説明してくれます。文章での説明が多いせいか、比較的わかりやすい感じがしました。数式などもあまり出てこずに小冊子ですが、入門書としてはいい本だと思いました。2014/05/17

ぱーひら

1
囚人のジレンマ等のゲーム理論を人と人の関係を応用しようという本でした。ゲーム理論に基づいて生態学的なシミュレーションを行いそこから進化論に話が発展していったあたりがとても面白かったです。さらに生物の進化の視点を文化の発達にも応用したのは先日読んだ別の本の考え方に通ずるものがありました。2012/11/12

kondou nobuhiro

0
★★★☆☆ ゲーム理論の基礎。「囚人のジレンマ」について掘り下げているが、ブルーバックスなだけあって、読み易い。「繰り返し囚人のジレンマ」ゲームについて、「裏切り戦略」が損をして、「しっぺ返し戦略」が最適であることが印象的。「裏切り戦略」は、「クレーマー」や「ゴネ得」と言い換えてもいいかも。2010/05/21

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