ブルーバックス<br> 親が知らない子どもの心―精神医学の視点

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親が知らない子どもの心―精神医学の視点

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784061328488
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0247

内容説明

登校拒否、家庭内暴力、非行、いじめなどの問題は、なぜ起きるのだろうか。その理由は、精神の成長が肉体の成長に比べて遅いからだ、とされている。しかし、それだけでは、こういった問題が日本でしか起きていないことの、説明ができない。子どもの思春期の問題の大部分は、自分の非を知りながらの行動であって、精神病ではない。つまり、日本人の持つ独特の問題点の結果に他ならないのである。では、その問題点とは何だろうか。実例を豊富にまじえて、わかりやすく解説する。

目次

プロローグ この子の将来はどうなるのだろう?
1 乳幼児期の育て方で思春期がきまる
2 子どもを世界一甘やかす日本人
3 よい子が突然変身するわけ
4 そんなに「成績」が大切か
5 子どもは無言で助けを求めている
6 世間の目をとるか、わが子をとるか
7 ハンディキャップを持つ子の親にみる「理想の親」
エピローグ じっと待つ…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

3
バブル期直前に書かれた本。日本は親が子どもを甘やかすから子どもがだめになる。米国を見習え。みたいな今でも政治経済の中枢部にいる昭和のおじさんたちの言いそうなことが書いてある。「アパシーは男性性の欠如」って女子のアパシーはとうしたら良いのか?当然、親の虐待や子どもの複雑性トラウマなどは出てこない。この本の主張は、今問題になっているこれらのことに、少なからず影響シていると思われる。2022/07/03

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