ブルーバックス<br> ウイルスは生物をどう変えたか―進化の演出者・ウイルスの世界を探る

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ウイルスは生物をどう変えたか―進化の演出者・ウイルスの世界を探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 193p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061329492
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C0245

内容説明

私たち人間の遺伝子のなかには、少なくとも二種類のウイルスが住み着いています。これらはエイズや白血病を起こすウイルス、レトロウイルスの仲間です。しかし、恐くはありません。それどころか、このウイルスはもう、私たちの遺伝子に同化してしまっています。こうなると、人間の遺伝子かウイルスの遺伝子か区別できません。私たち人間の体の一部は、じつはウイルスだったのです。太古の世代から、私たちに受れ継がれてきたこのウイルスは、人間をどのように変えたのでしょうか。

目次

1 やっぱり男と女がいい
2 生物は海で生まれた
3 マクロの世界からミクロの世界に
4 バイオ研究の鍵 微生物
5 ウイルスの住む世界
6 ウイルス七変化
7 ワクチンのはなし
8 ウイルスを利用する
9 ナノメールの世界に生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoto

2
5年前に読んでたのね(笑)5年経つと、初めて読んだみたいに読めるんだな~。分かりやすくすらすら読めたのは、1度読んでたからかな。同じ本をもう1回読むのは、いいのかもね。2019/04/15

naoto

1
生命とは肉体でも細胞でもDNAでもない、情報である、という解釈はしたけとがなかった。確かに、DNAに保存された情報を受け継ぐのが生命の本質という感じはするな。しかし、その情報はどうアミノ酸をつなげてタンパク質を作るか、というものだから…生物はなぜ存在するのだろう、という疑問にはなかなか答えが出ないな。2014/03/08

レコバ

1
タンパク質、カルシウム、リン、硫黄、酵素の化学反応が、生命というなの情報の記録、複製、伝播、変化を支えるという話から男女の性の話題まで、特に父母それぞれのDNAが相手を抑制しあい子孫に自らの情報を影響しようとするなど興味深かった。2013/10/30

1
うさぎの挿絵がかわいかったのでつい手に取ったけれど、書いてる内容は微妙。まず日本語の感性が違う。次の時空ってなんだ。そしてウイルスの起原が一番古いみたいなことをさらっと書いてるけど、ウイルスは自己複製しない(宿主細胞が必要)なんだから、他の細胞が存在する前に単体で存在してたわけないだろ。というかこの著者はウイルスが自己複製しないことちゃんとわかって書いてるの? 地球の起原は46億年前と「想像されて」いるって、地質年代とか根拠があるの知ってて言ってる? 想像されているってなんだよ。あとうさぎかわいい。2012/12/11

Pezo

0
似たジャンルの本を何冊か読んでいて、しかもわりと古い本ということで流し読みになってしまった。原子生物学なんてことが言われていたのかというのは発見だった。もう少し虚心坦懐に読みたいもの。2013/12/11

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