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内容説明
デカルトは朝のベットで静かに瞑想し、カルダーノは賭事におぼれながらも思考を続けた。パスカルは歯痛で眠れずサイクロイドについて考え、ニュートンは二週間も毎日一時間しか眠らぬこともあった。時にひらめきを得て、ひとつの学問を創りあげてきた天才たちの発想の跡に、数学の趣き深さがみえてくる。
目次
1 起源
2 初期ギリシア数学
3 ユークリッドとアポロニオス
4 アルキメデスと後期ヘレニズム時代
5 長い幕間
6 ルネサンス
7 デカルト、フェルマ、パスカル
8 ニュートン
9 ニュートンのプリンキピア