内容説明
本書の多くの論文は知的ＣＡＩにおける中心的な問題の一つである学習者モデリングについて論じている。まず、ＩＴＳ（Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｔｕｔｏｒｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍｓ）の分野が今日までに発展してきた過程を説明し、次に、将来挑戦すべきことを重点的に述べた。
目次
序論 Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｔｕｔｏｒｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍｓ
第１部 プロトコル解析（学習理解における誤概念；代数における誤りの生成モデルについて）
第２部 計算機援用によるコーチ（発生グラフ―手続き的知識進化の表現；形式ばらない学習活動のためのコンピュータ・コーチングの研究）
第３部 人工知能のテクニック（ＡＣＥ―複雑な説明を分析するシステム；初級プログラミングのための構造的計画化とデバッギング環境；知的個別指導システムでの計画の役割；簡単な手続き技能におけるバグ診断；基礎代数における能力の側面評価；事例方法診断をガイドする個別指導ルール；ＳＯＰＨＩＥ １，２と３における教授技法、自然言語処理技法および知識工学的技法）
第４部 自己向上型教授システム（記号積分のための自己向上型チュータ；自己学習型の２次方程式チュータ）
