内容説明
脳の伝達物質とその受容体の分子機構から、脳の病気や記憶と学習などの高次機能までをダイナミックに解説。
目次
1 脳の伝達物質と受容体
2 アセチルコリン―伝達物質の老舗
3 グルタミン酸―脳内最大のシェア
4 GABAとグリシン―抑制の代表
5 生理活性アミン―感情を支配する分子
6 伝達物質のトランスポーター―情報分子の運び屋
7 細胞内情報伝達系―裏舞台で活躍する分子群
8 イオンチャンネルとそのスーパーファミリー―分子神経生物学の華麗なる成果
9 神経毒―神経系研究の切り札
10 記憶と学習―脳の最大の謎に迫る
11 麻薬・覚醒剤―薬効の明暗
12 脳の病気と分子遺伝学―急速に進展する分野
13 分子神経学の実験方法