感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
脂肪分
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言葉から考え方を探るというコンセプトは面白そうなのだが、「なるほど」ってところまで行かない。2010/10/05
halfpint
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衝撃的な冒頭のエピソードがきっちり解決されない点はエンタテインメント(ちがうけど)として弱い。2012/06/04
ヴィクトリー
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アラビア語の言語構造からアラブの思考様式を考える本。アラビア語の特徴が幾つか挙げられているが、いろいろと驚きだった。特に、合成語がなく、個々のものに一々名称を付けている事が驚きだった。雄ラクダ、雌ラクダ、背の高いラクダ、6歳ラクダ、8歳ラクダ、10頭の群のラクダ、20頭の群のラクダ…、これらにそれぞれ別々の名詞が与えられている。肝心の、思考様式の方なのだが著者の言う様な、両極の対立とその一体化、と言うのはそれほど納得は出来なかったが、個々の物に注目して、抽象化が弱いと言う傾向は何となく感じられた。2012/04/09
葛
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昭和54年6月10日第1刷発行 昭和60年4月20日第5刷発行 発行者:野間惟道 発行所:株式会社講談社 装幀:蟹江征治 レイアウト:志賀紀子 印刷:株式会社廣済堂 製本:加藤製本株式会社2019/03/30