講談社学術文庫<br> 徳川吉宗と江戸の改革

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講談社学術文庫
徳川吉宗と江戸の改革

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061591943
  • NDC分類 210.55
  • Cコード C0121

内容説明

本書は、新田開発ほか様々な年貢増収策や側用取次という側用人の設置など、吉宗による財政再建策と人材登用の妙を多面的に論述。また大江戸の発達と大岡越前守などの活躍した江戸の市政の仕組みを平易に解説する。吉宗を中心に、新井白石から田沼意次に至る江戸の改革を独自の観点で分析した好著。

目次

新井白石
吉宗の登場
都市の時代
江戸時代の農村と農民
「田沼時代」とその前後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

7
講談社学術文庫版は1995年刊行。長い江戸時代の起伏をとらえる、とっかかりを得た。18世紀前半に将軍職につき、幕府中興の祖と目される吉宗を中心に据え、その前後の時代に目配りした構成。17世紀後半から18世紀初頭の元禄時代は、バブル崩壊の時期。吉宗が経済・財政を建て直す。法の整備も進めた。18世紀後半に実権を握った田沼意次は通貨改革や大規模開拓などに乗り出すが志半ばで失脚。封建制を安定的に運営するためそれぞれ苦労したということか。幕府なり藩なりの財政を健全化すると庶民が圧迫されて不満を抱くのが封建制の問題。2020/02/27

ryu

0
学校へ通って学んだ江戸時代。 改めて気になり、江戸三大改革の一つ享保の改革を行った吉宗の江戸の政策、経済、情勢、士農工商の暮らし等、興味深く読むことが出来た。2021/02/11

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