講談社学術文庫<br> 世界という背理―小林秀雄と吉本隆明

  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
世界という背理―小林秀雄と吉本隆明

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061592254
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

小林秀雄と吉本隆明は、日本の批評において非常に象徴的な対立点に立つ二つの極である。両者の批評に共通しているのは、「文学」がどういうものであるかについての卓越した確信であって、それは現在の批評の世界では希有なものである…。現実世界への言語と思想の有効性を鋭く問い続けた小林秀雄と吉本隆明の苦闘の道程をたどり、時代の風化に耐えうる真の「思想」とは何かを考察した画期的論考。

目次

1 言葉の海へ
2 「自己」という問い
3 「美」と「信」をめぐって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミツ

1
小林秀雄と吉本隆明という二人の思想家を西洋思想の文脈で捉え直しを計っている。 言語に対する両者の態度や思想や批評の在り方について考えさせられる。2009/05/14

v&b

0
栞:第一部まで2016/08/02

v&b

0
う、名著2016/12/26

v&b

0
無聊を慰めるために記録。単行本で読んだ。精読の予定。学術文庫版のまえがき、清冽なものがある。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14281
  • ご注意事項