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講談社学術文庫
日本史の中の天皇―宗教学から見た天皇制

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061595828
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0121

内容説明

日本史における「天皇」とは何か―。天照大神の子孫である祭司王として世を統治した古代。政治権力を失いつつも儀礼の主宰者として存在を継続した中近世。明治維新の王政復古とともに現人神として君臨した近代。そして象徴天皇制の現代。宗教学を中心に歴史・文化・政治等、多面的な視点から、皇室祭祀や儀礼、制度を解明し、天皇制の本質に迫る。

目次

第1章 大王から天皇へ
第2章 天神地祇の神話
第3章 祭司王・天皇
第4章 三種の神器
第5章 皇室と仏教
第6章 中世・近世の天皇
第7章 王政復古と皇室祭祀
第8章 現人神天皇
第9章 身分制度と公式制度
第10章 現代社会と皇室

著者等紹介

村上重良[ムラカミシゲヨシ]
1928年東京生まれ。1952年東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。慶応義塾大学講師。1991年2月10日没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

12
**日本史論**神話・天皇ネタの小説読解の為読了。今でこそ、皇室とはこうあるべき、と皇室典範が存在してますが、長い歴史的スパンにおいて"天皇の在り様"は何度も変革と改編と試行錯誤があった。そんな天皇の日本史的な存在意味についての優秀な入門書です――非常に良くできた入門書!本書で扱われているテーマ、イデオロギーはハッキリ申し上げると200ページ余の本で解説しきれるものではありません。 ⇒続き2013/07/28

陽香

2
200302102017/04/24

くまくま

1
神話の中の天皇から象徴天皇制まで幅広く触れている。皇室典範、生前退位など様々な議題が挙がる天皇制であるが。国民のひとりとして考えるための基礎として必要な知識を得られる。2019/01/17

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