出版社内容情報
【内容紹介】
朝日新聞「天声人語」も絶賛!
ユーモアがわからない大人はツマラナイ。そんな大人を親にしなければならない子供はもっとツマラナイ。
全米ベストセラー第1位!
肩の力を抜いて遊んで行きなよ。言葉が呼んでる。イメージが踊ってる。ここはシルヴァスタインのポエジー・ランド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
90
シェル・シルヴァスタイン氏の『著者近影』をみると軽くショックを受ける。失礼ながら、プロレスラーのような野性味溢れる相貌が『大きな木』や『ぼくを探して』から受けるイメージとギャップを感じていたからだ。本書はシルヴァスタイン氏の外見に似合っている(と失礼な事をまた書いてしまう)気がする。シニカルでナンセンスな詩とマンガ。いたずらっ子がそのまま大きくなったような、それでいて知的なスタイル。韻を重ねた言葉遊びは原書でこそ味わえると思うけど、倉橋由美子さんの訳は巧みに面白さを伝えていると思う。1984年1月初版。2015/12/19
MOTO
9
真実の鏡を見てるみたい。母であり、妻であり、娘であり、嫁である私は、自分以外の人らの事ばっか毎日考えて、(まともな事を言わなければ。まともな事ってテレビの人が言ってる様な事?)と、誰かの言葉を記憶から探し出し、オウムの様に口真似をしている。真実の鏡は消えかかってる自分を映してる。いいの?いいの?ほら、消えちゃうよ?<詩>は時に毒を、花を、歌を、光を、闇を、ユーモアを、自由を、振り撒きながら楽しそうに行進してゆく。2020/02/21
agri
2
本当にこの本が読めて本望だよ2012/05/04
リッキーまち子
0
(訳者あとがきより)実はルイス・キャロルの「アリスもの」を代表格とする「ノンセンス文学」の系譜が英国にはあって、これと、同じく英国の「マザー・グース」風の詩とを一緒にして、シルヴァスタインお得意の漫画を添えたものがこの『屋根裏の明かり』や『歩道の終るところ』である、と考えていただければよいのである。だからシルヴァスタインの詩は、脚韻や語呂合わせ、もじり、リテラリズム(直解主義)といった言葉の遊びからできていて、アメリカで子供にも大人にも受ける理由の一つはこの「言葉遊び」の面白さにある。2014/05/19
fried_bogy
0
高校時代に。