出版社内容情報
全米でベストセラーのユニークな教育絵本！ウンチ、オシッコから鼻クソまで――人間はなぜきたないものを作るのか、それはなぜ必要なのかをおもしろく解説します。カイチュウ博士の藤田紘一郎教授が翻訳！ 小学初級から
内容説明
ウンチやオシッコはほんとうにきたないの？きたないものはなぜできるの？からだのしくみとたいせつさをかんがえるかがくの本。全米ベストセラーの教育科学絵本。
目次
ぬるぬる、どろどろ、じゅくじゅくしたきたないもの（ゲロ；鼻くそ；ウンチ ほか）
かさかさしていてうろこのようにはげおちるきたないもの（ふけ；かさぶた；目やに ほか）
くさくてにおうきたないもの（おなら；げっぷ；あせのにおい ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
17
シリーズが他にもある…！絵も含めなかなかのキモチワルサなので、食前食後はおすすめしませんが、詳しくて凄くためになります。訳者の先生が巻末で「清潔の弊害」を述べており、コロナで消毒ばかりの昨今だからこそ読んで欲しい本でした。2021/03/08
みさどん
16
身体が作りだす汚いものが医学的だけれど易しく説明してある。実験もあって飽きさせないページ作り。訳者さんの後書きがまさに日頃私が思っていること。日本人の大きすぎる清潔志向は人間の本来持つ免疫システムまで弱めているのではないかという。自分自身の汚いと考えるものを冷静に受け止め忌み嫌わないようにしていかないと、きたる高齢化社会、自分たちもなるはずの高齢者の体臭や排泄物に上手に付き合えなくなるのではと、非常に同感。子どもはうんちやゲロなんて話は大好きだから、興味高く受け止めるかも。2015/12/20
おはなし会 芽ぶっく
10
身体がつくりだす汚いものについて、絵本とは思えないほどの情報量で書かれている。そして分かりやすい。ちょっと人には聞けないことも、読むならいいですね（笑）2019/04/17
猪子
9
会話の中で「はなくそってなんなの？」っということで図書館から借りてきた絵本。はなくそ以外にも汚いものがいーっぱい！イラストはいかにもアメリカ風でちょっと気持ち悪い。。でも問題のはなくそはすっきり解決（′ω｀）2015/04/10
にゃんた
6
医療関係の大学に通う娘に、この本すごいよと紹介された。絵本の括りではあるが、その情報量は、大人も充分満足できるほどで、きたないものについてたくさんの発見をくれる。小学校高学年、中学生くらいなら、この本で生物や医療についてめざめるひともいるのでは。項目ごとにちょっとした実験コーナーもついていて、にせものの傷やにせものの水ぶくれの作りかたとか、すんごーぃと感動(映画とかにもつかえそう)。孫が大きくなったら、渡してみよう。下痢の英語はダイアリーアということで、お腹が痛むときの我が家の合言葉になっています(笑)。2017/06/21
