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内容説明
いま、遺伝子、脳、ヒト、生物はどのように理解できるのか。生物とは何かといっても、どこから手を付ければよいのか考えにくい問題である。そこでまず、原始生命からヒトにいたるまでの生体のしくみとその進化の筋道をたどってみよう。植物が葉緑体をもちいた光合成によって太陽エネルギーを取り入れる機構から、動物体内の情報伝達の方法や運動制御のしくみの発達と進化、そしてその到達点にあるヒトの脳による体と心の支配のしくみにいたるまでを通して広く眺めわたす。想いは自ずと、生物とは何か、生命とは何かにまでいたるにちがいない。
目次
第1部 生きるためのエネルギーから眺めた生物の世界
第2部 脳から眺めた生物の世界
第3部 生化学の立場からみた脳
第4部 判断と行動、そして心