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内容説明
サウナで酒っ気を抜かせられる、汗をかけば痩せられる、汗をかいて解熱する、汗は一種の排泄物…など、汗の俗説の大部分は大間違い。汗はヒトに備わった動物界最高級の体温調節システム。本当の成分や仕組み、働きを知って、汗とかしこくつきあおう。
目次
第1章 なぜ汗をかくのか
第2章 汗腺の仕組みはこうなっている
第3章 汗はどんな成分を含んでいるのか
第4章 汗の出方を大研究
第5章 スポーツと汗の不思議な関係
第6章 動物も汗をかく?
第7章 よい汗のかきかた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
7
体温は下げられます。2014/01/14
toaster
2
多くの制汗剤が売られているにも関わらず、汗に関する一般向けの書籍って驚くほど少ない。本書は、数少ない汗に関する一般書の中では、専門的な説明がなされている方だろう。実用的な本はそれはそれでありがたいのだが、科学的説明がなされることが多いとはいえない。経験的に知っていたことでも、きちんと指摘してもらえると精神的に楽になる。たとえば発汗量の多いところがわかれば、なぜ多量の汗が局所的に出るのかわかるし、また周りの人も同じところに多くの汗をかいているのだ知ることは精神的な安心に繋がる。2011/12/18
レコバ
1
神経系も含めて汗についてはそこそこ解明されているようだ。脱水している場合を除き水分摂取量と汗の量は比例しないらしい。それなりに激しい運動をした直後に入浴するのはNGなのか。2014/07/12
tk
1
生物学ェ……2011/06/19
いたる
0
僕は他の人よりけつ汗をかきやすいので、この本を読めば改善できるかなと思い読んだ。中高で陸上短距離をやっていて尻周りの筋肉がついているから発汗する部分が多いのかなーという感想を持ったが真偽は不明。 スポーツをやっていれば汗に関する雑学的知識は誰しも持っているものと思うが、それを多少理論だてて説明できるフェイズまで押し上げてくれる良書だった。2023/09/18