講談社選書メチエ<br> コロッセウムからよむローマ帝国

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講談社選書メチエ
コロッセウムからよむローマ帝国

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062581622
  • NDC分類 232
  • Cコード C0322

内容説明

流血の「剣闘士の戦い」、咆哮こだまする「野獣狩り」、そして「模擬海戦(ナウマキア)」…。連日の見世物(スペクタクル)に耽るローマ。その中心が、五万人の熱狂の坩堝コロッセウムだった。皇帝、元老院議員たちは、なぜ「パンとサーカス」を提供したのか?解放奴隷たちがもたらした新たな階層秩序とは?ローマ帝国の縮図=円形闘技場(コロッセウム)を通して、ローマ社会の変貌を描く。

目次

第1章 コロッセウムはなぜ建てられたのか(共和政ローマの政治;広場の「民主政」 ほか)
第2章 コロッセウムに集う人々(アウグストゥスの社会政策;観客と剣闘士たち ほか)
第3章 不作法な成り上がり者たち―解放奴隷たちの活躍(解放奴隷とは;富裕な解放奴隷たち ほか)
第4章 帝政ローマと元老院議員(新しい元老院議員たち;小プリニウスの焦燥 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

butapenn

2
コロッセウムで行われた試合や剣闘士の生活について書かれているかと思いきや、この本の大半はそれを見ている観客席に焦点を当てている。戦士共同体であるローマ社会の本質、元老院と解放奴隷などの階級制度を論じて興味深い。2014/04/16

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