大系日本の歴史 〈14〉 二つの大戦 江口圭一

大系日本の歴史 〈14〉 二つの大戦 江口圭一

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784096220146
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

デモクラシーとファシズム 大正・戦前昭和

第一次世界大戦後、日本はアジア最大の工業国となり、「大日本帝国」の地位を揺ぎないものとした。大正デモクラシーの中、政党政治の時代を迎えるが、軍部は満州で柳条湖事件を起こすなど暴走、中国との十五年戦争に突入し、政党政治も終わりを告げる。以後軍部主導のもとに太平洋戦争へと傾斜を深め、ついには崩壊に至る日本と日本国民の歩みを平和への願いをこめつつ客観的に叙述する。

内容説明

第1次世界大戦によって一等国に成り上がった日本は、第2次世界大戦の敗戦によりドン底に落ちこんだ。「一等国化」の中に破局の芽はなかったか?束の間の大正デモクラシーと軍国主義横行の昭和時代の数々の事実を詳細に追求する。

目次

2つの宣戦
第1次世界大戦
民族自決と民本主義
政党内閣とシベリアの敗戦
デモクラシーの光と影
政党政治と中国の革命
昭和新政の明暗
十五年戦争の開幕
日中全面戦争の開始
果てしない戦争
第2次世界大戦とファシズム
アジア太平洋戦争
大日本帝国の崩壊
二つの大戦と日本