出版社内容情報
浅見 和彦[アサミ カズヒコ]
著・文・その他/翻訳
目次
第1 人に恵を施すべき事
第2 〓慢を離るべき事
第3 人倫を侮らざる事
第4 人の上を誡むべき事
第5 朋友を撰ぶべき事
第6 忠直を存ずべき事
第7 思慮を専らにすべき事
第8 諸事を堪忍すべき事
第9 懇望を停むべき事
第10 才芸を庶幾すべき事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダリア
2
原文は無理なので、下段の現代文を読む。基本、教訓話集なのだが、現代でも通用するため(そのあたりは枕草子を思わせる)そんなに気に障ることもなく面白く読める。ペローの童話集とは違う。ちょいちょい枕草子とか定子とかが出てくるところがまた楽しい。平清盛の印象が変わるところも面白い。平家物語ではわりに傲慢な人っぽく書いてあるらしいのだけれど。私もその印象を持っていたのでなおのこと。剣客商売の田沼意次を思わせる。この全集の別作品を読んでみようかしら。下段の現代文ならば私でも読めそうだし。2020/03/24
へんかんへん
1
古文慣れねば2016/03/13