感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
30
限りとて別るる道の悲しきに いかまほしきは命なりけり―――源氏物語に出てくる一番最初の和歌で桐壷の更衣の最期の歌。私の好きな歌でもあります。帝の並々ならぬ寵愛を受ける桐壷の更衣には、女御の嫉妬、陰湿ないじめが・・・。そして病に。「定めある寿命と思っても、私が行きたいのは死出の道ではありません。あなたと、生きたい・・・」なんという人生の悲哀でありましょう。私は涙ぐみました。2016/01/31
ごへいもち
2
怠け者の私は新潮日本古典集成が好き。こんなすごい作品がこんな昔に書かれてたなんて日本人として誇りに思う。面白かった
nightU。U*)。o○O
1
1ページめくるたびに源氏の筆舌に尽くしがたい人格破綻ぶりが増していってすごい2016/08/10
MatsumotoShuji
0
040305
garnet_05
0
原文の隣に部分訳が記載されており注釈も詳しい。「桐壷」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」の6帖を収録。巻末の付録に白居易「長恨歌」の原文と書き下し文も収録。2014/08/24